レッドフェニックスについて

宮崎県立小林高校男子バスケットボール部レッドフェニックス公式HP~守走飛炎 不死鳥の如く~






2010-レッドフェニックスについて

レッドフェニックスとは?

守走飛炎.jpg 新体制になったレッドフェニックスが新たなスタイルを模索してはや2年が過ぎた。今期のレッドフェニックスはどんなバスケットボールを見せてくれるのだろうか?レッドフェニックスのあるべき姿を皆で考えていきたい。


昔話は終わりにしよう

ボール争い.jpg元来レッドフェニックスと言えば鬼気迫る激しいディフェンス、そこから繰り出される素早い速攻、怪我することなど恐れない飽くなきボールへの執着心、泥臭くひたむきに汚れ作業をこなすロールプレイヤー達......このような印象だろう。その時代が現在のレッドフェニックスを築いたことは間違いない。

 だが、それはファンの皆様の胸の中に「永遠の想いで」としてそっとしまっておいて欲しい。もう誰もあの時代に帰ることは出来ない。そのようなプレイスタイルのチームはもうこの日本の高校バスケットボール界にはどこにも存在しないのだ。


新たなレッドフェニックス

オール関西優勝.jpgだが悲観することはない。現在のレッドフェニックスはとても素晴らしい個性を放つ選手を揃えている。極限まで鍛え上げられた肉体で相手ガードを粉砕する井上、オールラウンドなプレイは元より、限りなく100%に近い確率でジャンパーを決めてくる吉村、高い身体能力を駆使し、軽々とフェイダウェイを決めるクラッチシューター近ちゃん、超大型センターに対する1on1では驚異的な強さを誇る日本のKG長友、6thとしてスターター以上の得点を重ね、リバウンドを取りまくるウイングの萩原、そしてスマートなルックスで毎試合30点オーバーを叩き出すキャプテンでありエースの高倉陸

 試合に出場するメンバーをこうしてスラスラと言えるのはそれだけ彼らの持つアジリティーが優れているからだ。そんな彼らが展開するバスケットはとても肩の力が抜けていて、あまりの優雅さに来るべき場所を間違えたのかとさえ思うときがある。


2年.jpgそれでもこのスタイルは現在中心にいる3年生に限ってのことだ。来年度になればこのバスケットはあっさりと終演を迎える。だからこそ、年代が変わっても根底にあるものは変わらないといえる何かをファンは求めている。世代が変わっても変わらない一つの「軸」を知りたいのだ。

 現状では一言でレッドフェニックスはこのようなバスケットだと表すことはとても難しい。今、一体何をすべきが毎日苦悩の日々が続いている。


新たなレッドフェニックス

ミーティング.jpgファンの皆様がレッドフェニックスに対して何を望んでいるかはもう知っている。だが、それをそのまま受け入れて以前のスタイルをコピーすることは絶対に無い。これは理解してほしい。

 それでも弱いだ、何だと揶揄されるレッドフェニックスを長く支えてくれるファンのために一つだけ守っていきたいことがある。それは

「ファンを納得させる試合をしたい」

ということだ。どんな形でもいい、レッドフェニックスの全てをさらけ出して全力でプレイしてほしい。頑張っている姿がポーズではなく本気で見ている人全員に伝わるゲームが見たい。それだけだ。

 レッドフェニックスファンの目は厳しい。試合後は勝っても負けても愛情いっぱいのお叱りを受ける。観客の皆様全員を全試合で満足させることは出来ないかもしれない。それでもまた次の試合を見に行こうと思わせるプレイが必要だ。


 昨年は新チームスタート直後のレッドフェニックスとWC予選のレッドフェニックスは別物と言えるほど成長した。今年はどうなるだろう?プレイするのはあくまで選手。しかしそれを成長させるのはファンの皆様の献身的な応援であることを感謝しつつIH、WCの大舞台を共に目指そうではないか。

Text by こばやん