第8回-清水‘T’太志郎&瀬戸山京介34合同インタビュー

宮崎県立小林高校男子バスケットボール部レッドフェニックス公式HP~守走飛炎 不死鳥の如く~




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 第8回-清水‘T’太志郎&瀬戸山京介34合同インタビュー

対決

shoot.jpgシューティング中のT。こばやん:今回は二人にとって初めての公式戦での対決となったわけですが、特別に意識したことなどはありますか?

清水太志郎(以下T):特には無かったですね。コート上では先輩とか後輩とかは考えていないです。逆に自分がベンチに下がっていて京介が出場している時に先輩として見ていましたけどね。

瀬戸山京介34(以下34):ディフェンスがゾーンだったので1on1で対決することも無かったですから、それは考えずにやっていました。

ブロンコス&ハンナリーズ

start.jpg瀬戸山京介34登場。こばやん:Tはマリオと、ハルちゃんはムッキー(共に明治大学ピラニア・ギャングス出身)という具合にガードコンビを2セットで試合に出場していますが、これはどういう意図があるのでしょう?

T:マリオは自分でシュートやドライブを行きたがるために自分が一緒に出てコントロールするようにしています。ハルはバスケットへどんどんプッシュするガードで、北向はロングレンジのシューターなので、二つの違うガードコンビを使ってゲームを作っていくようにしています。

こばやん:京介は今日の試合ボールがなかなか手に馴染まないように見えましたが?

34:会場が寒かったのでオフェンスよりもディフェンスで暖まっていこうかなと思っていたのですが、その前に終わってしまいました。

こばやん:チームもあまり状態は良くないみたいだけど。

34:けが人が多くて、実は5vs5のゲーム形式が出来ない状態なんですよ。4vs4でやっているんですが、その場合スペースが多くあるのでドライブは出来ていても公式戦になるとやはりインサイドは狭くなってくるから。なかなかゲーム感が掴めないですね。

bjリーグ

touch.jpgハイタッチして入場。こばやん:リーグが始まって数ヶ月たつけどbj独自のルールや雰囲気には慣れた?

34:1and1スローや、外国人選手への対応などまだまだやらなければならないことは多いですね。

T:bjリーグに慣れるのは大変だと思いますよ。3ptラインの変更やスポーツコートのデッドポイントとかあるし。

こばやん:デッドポイント?

T:コートはシートをパズルのように組み合わせているんですけど、そのシートを長く使っているとどうしても特定の場所で高さがズレてくるんです。それを気がつかずに普通にドリブルするとボールがポーンと変なところへ飛んじゃう。京都は新しいからまだ良い方ですが、チームによって違うんで気をつけないと。

こばやん:細かいことまで気にしないといけないんだね。そんな中、Tは先日週間MVPを獲得しましたが、日本人がbjリーグで生き残っていく為にはどうすればよいのでしょうか?

T:どんなことでもいいのですが、自分の存在感を示すことですね。スピードのあるプレイや,シュートなど何でもいい。得意な分野を見せないとこのリーグでは残れないでしょう。スタッツだけでしか判断されないこともありますし、厳しい世界ですけどね。

レッドフェニックスへ

vision.jpg天井オーロラビジョンに34番が。こばやん:それでは母校レッドフェニックスのお話に移ります。現在レッドフェニックスがどういう状態だか知ってる?

34:いや、全然知らないんですよ。公式サイトだけが頼りです。お願いします。教えて下さい。

こばやん:7年ぶりにWC出場したのは知っていると思うんだけど、9年ぶりの勝利はならなかった。京介達が決勝戦に進んだ大会以来勝利していないんだよ。

T&34:..............(黙)

こばやん:でも2人がIH予選の時に応援に来てくれただろ?あの時とチームは全く違うよ。良くなっているし、新チームは今新人戦真っ最中だね。

T:僕たちがいたときと状況が全然違うので今の選手達は大変でしょうね.......。

こばやん:それでも勝たなきゃいけないから。レッドフェニックスのメンバーへメッセージを頂けますか?

T:とにかく時間を無駄にするな。IHなんてあっという間に来てしまいます。その為の強化は今しか出来ないことをわかって欲しい。宮崎県代表になるためには何が必要かを考えて。サイズや運動能力で負けているのならシュートを入れろ。入れるためには練習で今以上に強化するしかない。シュートを入れれば勝てる。

34:貴方たちは勝つために集まったのではないですか?レッドフェニックスに入団しただけで満足しているのですか?10年前はレベルが高かったなんて言われていますが、昔と今は違います。オリジナルのレッドフェニックスを追求して下さい。それは自分達で作っていかなければ。言われたことだけをやっているのではないですか?自分で欲して前に進んでいますか?OBが練習に参加してくれたのならそのOBからどんどん技術を盗んで下さい。こんなチャンスは他のチームでは無いんですよ。自分で限界を作らずに貪欲になってください。

こばやん:2人とも熱いな....。また応援にいきます。頑張って下さい。

OBと現役の在り方

 T,34ともにチームが負け越している状況だが、明るくインタビューに答えてくれた。その日はプレイタイムが共に20分程だったが、やはり二人が同じコートの上に立っているという状況は感慨深く、京都まで遠征した甲斐があったというものだ。

 話はやはり後輩達のことで白熱する。2人ともレッドフェニックスが大好きで、いつも気にかけてくれる。そんな偉大な2人だが、実は現役レッドフェニックスの選手達の多くは彼らと話をしたことがない。OBとして練習に参加したり、試合を見に行っても2人に直接指導を受けに行く選手はあまりいない。自分達で垣根を作っている状況が寂しい。彼らはプロフェッショナルプレイヤーであると同時にレッドフェニックスOBなのだ。もっと絡んでいい。遠慮なんているものか!!

 このメッセージを見て新チーム達がどのように感じてくれるだろうか?現役生はOBから技術や精神を貪欲に学び、またOBは現役生から元気や純粋さを貰う....今後もそんな関係でありたいと願う。

Text by こばやん