
レッドフェニックスに関する様々な事柄を綴っていきます。
第17回-レッドフェニックス@WC(後編)
ウインターカップ終了
いよいよ試合開始。 年末の2011WCでは皆様のご声援の甲斐あって、レッドフェニックスは11年ぶりの勝利をあげることが出来た。ここで正式にお礼を述べると共にその勝利がどのようにして達成できたかを検証していこう
各世代
過去の優秀な先輩たちがどのような構成でいたかをまずは確認しておく。年代と中心選手は以下の通り。
- 2000-瀬戸山京介@京都ハンナリーズ(WCでの最後の勝利)
- 2001-藤村慎吾@アイシンAW
- 2002-ブラザー@大塚商会アルファーズ(出場するも1回戦敗退)
- 2003-吉田周平@アイシンAW、こばしん@パナソニックトライアンズ
- 2004-ジェイルハウス@豊田合成スコーピオンズ
- 2005-レフティー前村@豊田通商ファイティングイーグルス
- 2006-燃える男の赤いトラクター、小さな仕事人
- 2007-三浦洋平34@東海大学シーガルス
- 2008-三股のビッグ・ウェーブ@大阪体育大学
- 2009-田中芳樹@関西学院大学フープファイターズ、健さん東海大学シーガルス(出場するも1回戦敗退)
- 2010-高倉陸@拓殖大学オレンジクラッシャーズ、井上祐貴@九州産業大学
- 2011-平澤津弟、ブラック・サーファー(WC11年ぶりの勝利)
と、2000年の瀬戸山京介世代を最後にしての11年ぶりの1勝が昨年の2011年。蒼々たるメンバーを要しても出場することすら難しかったのはおわかりだろう。
大会結果
まさか3桁得点するなんて!! 初戦の松江東高校との対戦は最後まで拮抗する試合となった。終盤に突き放し、驚異の100点オーバー。申し分ない内容で歓喜の1勝。続く湘南工科大学付属との試合も最後までもつれるが、残念ながら敗退。2回戦突破は次回の宿題とする。
田中 芳典
3年間の集大成を見せた田中芳典 湘南工科大学付属との試合で、石川HCの期待に応えたのが3年生の田中芳典である。PGの田中はクロースゲームでの出場は一度も無い。ベンチメンバーから外れたこともある選手。その田中が大舞台で輝きを見せることとなる。
途中出場していきなりアリーウープ、ノールックアシスト、リバースレイアップと、次々にビッグプレイを決めていく。このプレイは3年生全ての想いが込められている。本当に素晴らしいプレイだった。彼のプレイのおかげで最後まで食らいついていくことが出来た。試合に出る、出ないなど3年生達にとってはおそらくどうでも良いことなのだろう。男がそんな細かいこと言っちゃいけない。いつ自分が呼ばれても自分の仕事をする。出場機会が少なくても決して努力を怠らない。ようやく前回のコラムに書いたように
田中芳典の活躍にベンチも最高潮「男が惚れるチーム」
になってくれた.....かな?
イジメ勃発
OBにやられ、激怒する石川HC そして年明けしたレッドフェニックス体育館で開催されたOB戦では当然話題となる。OBは皆現役生達を祝福し、笑顔で帰宮した。ところが随所に本音がチラリと出てくる。
OB「自分たちより○○なくせに、WC1勝あげるなんて、ムカつく!(笑)」
逆恨みしたOB達が後輩相手にとった行動が......
極悪ディフェンス
である。現役vsOBではOB達が次々と後輩に対して一切容赦ないディフェンスでボッコボコにしていく。見ていて可哀想なくらいに歯が立たない。しかも、WCの中心だった3年生達は既に引退しているため、OBの相手をするのは何故イジメられるのかという状況をよく把握していない1、2年の新チーム。何の罪もない1、2年がOBによってたかっていじめられている。
運動能力やタレント性では明らかにOB達の方が上。それでもWCでの戦績は現役の方が上。まぁ、これもOB流の愛情表現だととらえておこう。嬉しいお年玉貰ったということで勘弁してくれ。
赤く染まるその日まで
日本で最も素晴らしい体育館に何度でも行こう WCでの勝利がレッドフェニックスにもたらしたものはあまりにも大きい。全員がこの場所にもう一度帰ってきたいと思ったはずだ。その為には更に自分自身を成長させなければならない。プレイだけでなく、人間としての成長が求められていく。そしてこんな時にはいつもレフティー前村の言葉を思い出す。
レフティー「レッドフェニックスは上手い人が来るところではない。上手くなりたい人が来るところ」
入団したときはまだまだ未熟だった選手達がここまで成長できたのはチームそして、宮崎県立小林高校に在籍しているからだ。ほかの強豪チームに彼らが入団していたらおそらくほとんどのメンバーはベンチ入りすら出来ないだろう。そもそもバスケットすらやってないかもしれない。高校に行って無いかも???
全国の皆様に少しだけレッドフェニックスのことを思い出していただいただけで有意義な時間だった。もうすぐ3年生は巣立っていくが、新チームが必ずや次に繋げてくれることだろう。
美しく気品高い東京体育館に汚れた不死鳥達がクリスマスを赤く染めた。だが、今はまだコートと一部の関係者だけ。いつの日か最終日にメインコートを囲む全ての観客席が赤く染まる日を夢見ている。その日が来るまで貴方も我々もレッドフェニックスから離れることが出来そうもない.....。
